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学校で「3密」防ぐ正しい換気の方法は?

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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため重要とされているのが「3つの密を避ける」ですが、中でも密閉を防ぐため正しい換気の方法を専門家に聞きました。ポイントは「常に」と「複数の窓を」です。

新潟大学教育学部の付属新潟小学校です。学校が再開され子どもたちが過ごす教室。
「3つの密」の中の一つ、「換気の悪い密閉空間」にしないためにはどうしたらよいのでしょうか?
新潟大学工学部建設学科で、建物の換気について研究している赤林教授に聞きました。

【新潟大学大学院 赤林伸一教授】
「常時開けていることは重要。室内のウイルスの濃度が30分に1回下がってもそんなに意味はない。いつもある濃度以下にするためには、常に窓を開けておくことが一番重要」

答えは「開けっ放し」。
児童が一か所に集まる教室ではこまめに換気を行うより、少しの隙間でも常に窓を開けて換気を行うことが重要です。

【新潟大学大学院 赤林伸一教授】
「4分の1くらい、このくらいの間隔で十分。換気量としてはこれ以上あっても環境がうんと良くなることはない。開けるか開けないかの間隔がすごく重要」

効果的な換気を行う上でもう一つ需要なポイントは、開ける窓の数です。
赤林教授の実験結果を見せてもらいました。

【新潟大学大学院 赤林伸一教授】
「入口と出口があるから換気ができる」

窓を2か所開けた時に、部屋と周りの空気がどう流れるかを表した動画です。
一つの窓から外気が取り込まれ、別の窓から空気が出ていて入れ替わっていることが分かります。

次は、窓を一つしか開けなかった場合の動画です。
室内に外気はほとんど入ってきていません。

【新潟大学大学院 赤林伸一教授】
「なるべく入ってくる側と出てくる側を同じ大きさで開けた方がいい」

2か所以上の窓、しかもなるべく離れた場所で開けることが重要ということです。
附属新潟小学校では教室の窓を常に2か所以上開け、児童の感染リスクを減らす対策をとっています。

【新潟大学附属新潟小学校 山田浩之校長】
「まだ少し肌寒い季節なので暖房をつける。それでも寒い時は子どもたちに上着を着てもいいよということで対策を進めている」

集団発生を防ぐために、正しくより効果的な換気を行うことが求められています。

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