BSNにも、もちろん、ママさん、パパさん、子育て真っ最中のスタッフがたくさんいます。今回の取材は、二人の子育て中のママさん記者が担当しました。
取材をしたのは新潟市の公民館で行われている「ゆりかご学級」
赤ちゃんのいるお母さんたちが、子育てについて学んだり、不安や悩みを共有する授業です。
この日の講師は、1年前にゆりかご学級を受けた先輩ママ。同じ時期に悩んでいたことを振り返り、アドバイスしてくれます。
お母さんたちの声。
「一度ソファに投げつけそうになったことがありました。育児ノイローゼだったのかもしれません。」
「こどもはかわいいんだけど、どうしてもいっぱいいっぱいになる。」
「そんなに頑張らなくていい…」
お母さんたちが受講している間、赤ちゃんは別の部屋で保育士さんたちが見ていてくれます。
一時的にも、お母さんはこどもと離れることでリフレッシュ。そして、子どもも他の人と接するチャンス。母子ともに成長させてくれます。
2時間の別れが、こどもへの愛情を再確認させてくれたように見えました。
ゆりかご学級の授業は全部で5回シリーズ。新潟市内の公民館で、対象月齢に合わせた日程で組まれていますので、同じくらいのお子さんをもつお母さんが集まるので共感度も高いと思います。
学級といっても、そんなに堅苦しいモノでなく、お母さんたちも楽しく参加できるようです。
担当したママさん記者も、このゆりかご学級を利用したそうです。
「夫や親ではなく、同じ境遇のお母さん同士だから、わかりあえる部分がある。お母さん同士、たわいない話をすることで気持ちが軽くなれることもある。
必死に子育てに取り組んでいるお母さんたちにそういう共感が持てる場を与えられるといい。」
「子育て」が「孤育て」にならないように…。