みなさん、ナメクジは好きですか? 苦手な人が多いのでは? では、カタツムリはどうでしょう? ナメクジとカタツムリって良く似ていますよね。でも殻を持つカタツムリと比べ、殻の無いナメクジは人に嫌われがちです。カタツムリは「デンデンムシ」や「マイマイ」など愛称も沢山あり、童謡にも登場する程親しまれているのに、ナメクジは…。
実はナメクジの祖先もかつては殻を持っていました。そして新天地を求め、何世代にもわたって少しずつ進化し続けたチャレンジャーだったのです。
この本を読めば、そんなナメクジに親しみを感じるかもしれませんよ!
推薦者:田野辺淳子(絵本の家「ゆきぼうし」副代表。「ゆきぼうし」のある守門村(現魚沼市)で子育てをするため、2001年に新潟市西区から家族で移住。以来、「ゆきぼうし」スタッフの活動を続ける。現在は、高校で書道講師として勤務。)