もうすぐやってくるハロウィンにちなんで、魔女が主人公の本を紹介します。
ドイツの森の奥で、おしゃべりなカラスと暮らしている「小さい魔女」は127歳。魔女としてはまだ若く、魔法の修行中で失敗ばかり。
ある日、一人前の魔女だけが参加できるお祭りにこっそりしのびこみますが、大きい魔女たちに見つかって叱られ、来年のお祭り前夜に「いい魔女」になっているかどうかの試験を受けることになってしまいます。合格すればお祭りへの参加が許されるのです。
そそっかしいけれど元気いっぱいの小さい魔女が、「いい魔女」になるため、魔法の修行にはげみ、人間の役に立とうとがんばります。失敗してもくじけず、あの手この手の魔法を使い、ほうきに乗って大活躍。
ところが試験の日、小さい魔女は大ピンチに立たされます。はたして彼女はピンチを乗り越えることができるのでしょうか。
困難なことがあっても、あきらめず立ち向かっていく小さい魔女を、みなさんもいつのまにか応援していることでしょう。。
推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。こども図書室担当。2女1男の母。)
さて、新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。