戦争が長期化しています。この戦争はいつ終わるのか。どうしたら終わるのか。これは世界の望む事柄であり、その影響は計り知れません。その根底には、人類皆が、この戦争によって、平和であることの大切さを再認識したからだと思います。
本書は、第一世界大戦の敵国であったドイツとイギリスが、あることを境に戦闘を休止した実話が語られています。
戦争の終わりは、ほんの些細なことがきっかけになるということを、歴史が教えてくれています。
どうかウクライナでこのような状況が各戦地で起こり、戦争が終焉へと向かうように願っています。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(4歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)