算数の文章題からつまずく子どもがいるといいます。足し算、引き算などの四則計算はわかるけど、文章が入ると途端にできなくなります。これは、算数だけの話ではなく、他の科目においても、問題文や意味を理解するという国語力、すなわち読み解く力があってはじめてできることで、学力の基礎であります。

この問題について、認知のメカニズムに基づいて、算数と国語の関係を明らかにしつつ、どちらの力もつけるテストを開発。このアプローチで苦手な子どもが次々に克服しています。

中山 英（萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児（4歳娘）の父。育児と読書の日々を過ごしています。）