1月はおしょうがつ、2月はまめまき、3月はひなまつり…と、12ヶ月それぞれの家族の楽しい1コマが描かれています。そして、各ページと最後のページには「どこにあるかな?」と、親子で楽しめるさがし絵クイズも載っています。ページの隅から隅まで楽しめます。
日本人にとって、昔から受け継がれてきた何気ない日常の様子ですが、現代の生活の中では、つい省略してしまったり、なかなかその素敵さに気付かない、ということがあるかもしれません。
是非お子さんやお孫さんと一緒にこの絵本を開き、四季折々の景色や家族の行事を見ながら、会話を楽しんでほしいと思います。
田野辺淳子(絵本の家「ゆきぼうし」スタッフ。2001年「ゆきぼうし」のある守門村(現魚沼市)に家族で移住。仕事をしながら「ゆきぼうし」スタッフの活動を続ける。)