11月17日(金)新潟県立図書館ホールで「読書推進フォーラム 朗読から広がる世界」を実施しました。
平日昼間の実施にもかかわらず、100名を超える皆さんがご参加くださいました。
「読み聞かせ」や「朗読」を通して、子どもたちに「本の素晴らしさ」を伝えてもらいたいという願いを込めての開催です。
まず第1部は小説家・作詞家・脚本家などいろいろな顔をもつヒットメーカー森 浩美さんの講演からスタート。
作詞家として数々のヒット曲を生み出した森さんの作詞法に始まり、家族にこだわって綴る小説について、どのように描いていくか。また、それを朗読として表現する活動について語っていただきました。「朗読は見たり聴いたりする側の想像力が大事」と。なんでもリアルな映像で見ることができる今だからこそ「想像」の楽しさをこどもたちに伝えていきたいと思いました。
続いて、BSNアナウンサーによる発声法のワークショップを行いました。普段からアナウンサーの面々は小中学校での出前講座で「声の力」についてお話しています。「声のパワー」を身につけるため、工藤アナ、麦島アナ、大塩アナが実践している「発声法」。参加者からは「自分たちも声を出してその場で実践してみたかった。」といった感想を頂きました。
第2部は「家族草子」の皆さんの公演です。
台本を手にし、朗読と芝居を融合させた舞台。シンプルなステージが、教室やプラットフォーム、ひまわり畑、居酒屋さんと変化していきます。まさに「想像力」で何でも感じられます。
家族草子「イキヌクキセキ」「いちばん新しい思い出」(作/森 浩美)の2作品を上演しました。
「初めての体験。演技力が圧巻だった。」「ちょっとした動きと声だけで、これだけ彩り豊かな世界を感じられるとは。」と感想を頂きました。
ぜひ、子どもたちにこうした想像の世界の楽しさを伝えて頂きたいと思います。