学校の給食で好きなメニューは何ですか？苦手なメニューはありますか？

この本は、みなさんが学校で食べている給食がどのように作られているのかを、栄養士の山川さんの一日を通して教えてくれます。

山川さんが働いている、みどり小学校では、調理員さん7人と山川さんが力を合わせて、450人分の給食を作ります。

食材の搬入、その食材に危険がないかのチェック、下ごしらえから調理と手際よく行われる様子が、時系列にそってわかりやすく描かれていて、教室に給食が運ばれてくるまでの工程がよく理解できます。

栄養士の山川さんの仕事は調理だけではありません。献立作りやアレルギー除去食の確認、教室に行って子ども達に食べものや栄養について伝えることなど様々です。

ところで、みどり小学校で一番最初に給食を食べるのは誰でしょう？それはなぜでしょう？この本は、給食室のいちにちを中心に、そこから広がる学校のいろんな場面が描かれていて、学校の裏側を知ることができます。みなさんの学校と同じところ、違うところを探してみてください。

推薦者：有本　教子（新潟県立図書館司書。こども図書室担当。２女１男の母。）

新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。