幼児期から楽しみながら 防災…特に地震について学べる絵本を紹介します。

揺れを感じたら・・・「うさぎにへんしん！」しゃがんで周りを見渡し 次は安全な場所を探します。ウサギやネコに変身しながら 身を守る術を学びます。６つに動物と一緒に様々なシーンでの身の守り方を学べるこちらの絵本は防災士で絵本専門士でもあるこがりょうこさんが監修しています。

防災教育は学べば学ぶだけ心配にもなりがちです。
しかしこの絵本は優しいタッチの絵と馴染みのある動物で、日常の読書（読み聞かせ）にも取り入れやすい作品かと思います。

何でもない時に 読んで、まねっこしてみて、一度と言わず何度でも読んで、とっさの時に大人も子どもも行動できるようになってほしいです。

この本にも書いてありますが「防災で一番大切なのは『体になじませること』」だそうです。ぜひ楽しみながら 動物たちに変身してみてください。幼稚園や保育園でもこちらの絵本でまねっこしてみて　防災教育に活用してほしい絵本です。

推薦者：朝日仁美（絵本でＳＤＧｓ推進協会 代表理事　ＪＰＩＣ読書アドバイザー/絵本専門士　長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSＤＧｓを普及する会を立ち上げ活動中。）