大人の本棚・こどもの本棚

エドワードとうま

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エドワードは高いビルが立ち並ぶ大きな街に住んでいる小さな男の子です。
家はマンションの21階で、飛行機や雲が近くに見えます。マンションの入り口には「いぬ ねこ おことわり」の表示があるため、動物好きのエドワードはおもしろくありません。

でもね、エドワードがいちばんほしいのは馬なんです。
かあさんから、「馬は野原を跳ねまわるもの。大きな街にはいない」と言われてもあきらめません。ある日、消防士のマイクから、大きな街が大好きで、自分でお金を稼ぐ、スミティという馬がいることを教えてもらいます。

体は白く大きくて、積もったばかりの雪みたいにキラキラしているスミティ を見つけようと、エドワードは街中を探し回ります。

白を基調にシンプルな線で描かれたページとバランスよく配置された色鮮やかなページが、谷川俊太郎さんの訳の文体と相まって、物語の世界に引き込まれます。エドワードの素直さや、考えたことを自由に実践し自分でチャンスを切り開く姿に共感して、応援したくなります。
読み終わったあとには、心の中に幸福感があふれてくる絵本です。

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。2女1男の母。)

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。2女1男の母。)

新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。

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