
ニュース解説でおなじみの池上彰さんが、これまでに読んできた本を紹介する本です。したがって自伝のような感じで、仕事を選ぶきっかけになった本や、人生のターニングポイントになった時の本、また、ある時代に読んでいた本などが紹介されます。しかしそれだけでなく、若いうちに読んでおくべき古典的名著があるかと思いきや、現在のアメリカの政治の現状を理解できる現代的な本やその背景・歴史を理解するために有益な本、また、人生をより豊かにしてくれそうな本など多彩なラインナップです。本書は、著者がNHK『ラジオ英会話』に連載していた本の紹介コラムを大幅に再編して作られたものだそうです。その編集の仕方が上手で、私は興味深く、一気に読んでしまいました。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)
