
この絵本のおおかみは、ぶたよりも走るのがおそくて、逃げられてばかり。一度もつかまえたことがありません。それどころか、いつもぶたにからかわれているのです。
ぶたをおなかいっぱい食べたいおおかみがくやしくて泣いていると、きつねはかせがやってきて、あしのはやくなるくすりのかわりに「ぶたのたね」をくれました。このたねを植えると、ぶたの実がなるというのです。
おおかみはうたがいながらも、いっしょうけんめいお世話をしました。すると、たねは芽を出し大きな木になって、やがてほんとうにたくさんのぶたの実が木になったのです。
さあ、いよいよおなかいっぱい食べられるぞ、とおおかみが思ったその時、いったいなにが起こったのでしょうか。はたして、おおかみはぶたを食べることができたのでしょうか。
シリーズ本に、『またぶたのたね』、『またまたぶたのたね』、『あやしいぶたのたね』があり、おおかみのチャレンジが続くユーモラスなおはなしです。

推薦者:本間 星会(黒埼図書館 司書)
