どこからともなく飛んでくるあんな物やこんな物を、ひょいひょいっと避けていく男の子。ページを捲る度に少しづつ難易度が上がってきて、終盤には…なんと…!この本は是非とも親子で声に出しながら読んで欲しいです。ぶつかるーーーー!あぶなーーーーーい!…ひょい!徐々に声のボリュームが上がっていって、終いにはほとんど絶叫に。飛んでくるものが次々ぶつかってしまう姉妹書『あいててて』もあわせていかがでしょうか。
山田宏孝(知遊堂亀貝店勤務。主に文芸書・文庫・人文書を担当。5歳の娘の父。自分が読む本のほか、娘が読みたい本・娘に読んであげたい本・娘と一緒に読みたい本も加わって、大変なことになっている今日この頃。)