タイトルを見てハッとしたのだとしたら、この本の意義のほとんどは果たせているのかもしれません。父親になっても自分の子どもとどう接していけばわからない、でも、何となく父親としての振る舞い方がわかってきた頃には「がっつり遊べる時間」は過ぎてしまっている。身に覚えのある方は少なく無いのではないでしょうか?子どもとの過ごし方・接し方に正解なんて勿論ありません。でも、だからこそ、それぞれが各々考えないといけないわけですし、その良いキッカケになってくれる一冊だと思います。
推薦者:山田宏孝(知遊堂亀貝店勤務。主に文芸書・文庫・人文書を担当。5歳の娘の父。自分が読む本のほか、娘が読みたい本・娘に読んであげたい本・娘と一緒に読みたい本も加わって、大変なことになっている今日この頃。)