もぐらの生態を正確に描いた絵本です。体のしくみはどうなっているのか、トンネルはどうやってほるのか、24時間はどのように使っているのか、エサはどれくらい食べるのか、巣はどうなっているのか、など もぐらの様々ななぞを解き明かしてくれます。
日本のもぐらには、固有種が8種類あるそうですが、新潟には「エチゴモグラ」という比較的大きいモグラが住んでいるそうです。私たちが暮らしている地面の下に、エチゴモグラの大きな巣があるのかと思うと、不思議な気持ちになりますね。
推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部准教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)