読み聞かせ、社内見学他

出張授業~長岡市立大島中学校

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11月7日(木)石塚かおりアナウンサーが長岡市立大島中学校に出張授業に伺いました。

今年度初の中学生対象の授業です。

この日の講師は石塚アナの他、美容師さん、看護師さん、介護福祉士さん、漁師さん、弁護士さん、写真家さん。1年生が、それぞれ話を聞いてみたい講師を選んで、授業を受けました。そのため、クラス単位ではなく、特別なグループでの授業でした。

アナウンサーの仕事を理解してもらうために、実際に放送したニュースの原稿や水曜見ナイトのPR原稿を読んでもらいました。なかなか皆さん、上手でしたよ。

アナウンサーの仕事を説明する中で、石塚アナはアナウンサーの仕事を辛いと思ったときと、とてもうれしかったときのことを話しました。

それは、どちらも2004年の中越地震発生時のことです。

石塚アナは、まだ小さい娘を両親の家に預けて、地震の情報を伝えるため緊急出社しました。その時、娘さんは「ママいかないで~」と泣いてすがったそうです。石塚アナは大切な家族を置いていく辛さに、アナウンサーの仕事を初めていやだなと思いました。しかし、石塚アナのお父さんが「一緒にラジオを聞いていれば、ママの声が聞こえるからね」と娘さんに言い聞かせたそうです。

その夜、石塚アナは仲間のアナウンサーと交代しながら、徹夜で朝までラジオで地震情報を伝えました。その時、ラジオの向こうで不安に思っている被災地の皆さんの気持ちを落ち着かせるように、安心安全を守ることを第一にと心がけて放送しました。と同時にラジオの向こうで聴いている娘を思っていました。

後日、放送を聞いていた被災者の方から「いつも聴いている声がラジオから流れてきて、安心できました」と直接、感謝されたそうです。放送の仕事、アナウンサーの仕事をやっていてよかったと思った出来事でした。そして、改めて「安心・安全」を伝えることが一番大切だと思ったそうです。

グループでの意見交換でも、「被災者の心に寄り添うことのたいせつ大切さを学んだ」という声が多くきかれ、地震の時の話は、生徒さんの印象に残ったようでした。

実際、地震の話を聞いている生徒さんの表情、目の輝きがどんどん変化していったのにはびっくりしました。

授業が終わったあとは、みんなで記念撮影。

石塚アナのインスタ用自撮り撮影では、一段と盛り上がりましたよ。やっぱり中学生はインスタ好き?

大島中学校の皆さん、ありがとうございました。

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