昨今、テレビ、ゲーム、スマホ等がどんどん子どもの生活に侵入している。その為に生身の子ども同士の触れ合いが減り、子どもに大切な感性、他者に対するやさしさ、愛着の心が育たなくなっている。子どもを取り巻く社会に警鐘を鳴らし、それらに対処するものとして、絵本を取り上げる。大人にも子どもにも絵本の力は大きい。”子どもをダメにする10か条“ ”絵本、「読み聞かせ」のすごい力10か条“を作者の言葉で紹介している。生まれたての赤ちゃん、子どもの姿の写真が多数。短いが力強い作者の文章で綴られている。
推薦者:大平光代(絵本の家「ゆきぼうし」(魚沼市)代表。絵本専門士の資格を持つ。10年間子育て専業主婦をし、現在は保育園、こども園勤務の保育教師。大阪府出身)