お日様がぽかぽかと暖かい日、おばあちゃんが縁側に布団を干します。
そこへネコがやってきて「ふわー」とあくびをし「ごろん!」と布団の上に寝転がります。
それを見たおばあちゃんも「ふわー」とあくびをして「ごろん!」と寝転がります。
つづいて、ニワトリの親子、男の子と犬、ヤギ、ブタが次から次へとやってきて、全員が布団の上でぐっすりお昼寝です。
ページをめくるたびにみんなの寝姿が変わり、誰かが誰かの枕代わりになっていたり、横を向いたり仰向けになったり・・・狭い布団ぎゅうぎゅうに寝転がっていきます。
この本は、次々にやってくる動物たちが、「ふわー」「ごろん!」と布団に寝転がっていく「繰り返し」絵本です。のんびりとした雰囲気の文章と、暖かみのある絵による「繰り返し」で、想像の世界がどんどん膨らんでいきます。
さて、しばらくたって、おばあちゃんが大きな伸びをして目を覚ますと、布団の上には・・・
続きは読んでみてくださいね。
推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。こども図書室担当。1男2女の母。)