大人の本棚・こどもの本棚

バッタを倒しにアフリカへ

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日本の若手昆虫学者の著者が、西アフリカのモーリタニアという国に行き、どのようにバッタ研究を行ったかを書いた本です。バッタ研究についての大きな夢を持ち、しかし現実に合わせて小さな目標に修正しながら、そして何度も挫折しそうになりながら、現地の様々な人の協力を得て、がんばっている日々の様子を描いたもので、本当に面白いです。

2018年新書大賞を受賞したので、比較的多くの人たちに読まれているように思います。新書には珍しくカラー写真が多数含まれているのも魅力です。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部准教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)

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