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ぼくがスカートをはく日

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LGBTは、今は中高生にとっては、身近でなくとも興味のある事柄のようです。

新潟県中高生POPコンテストの選考で、1次審査を通過した作品にLGBTについての作品が2作品ありました。このコンテストで県知事賞(大賞)を受賞した「ぼくがスカートをはく日」は、主人公の12歳の男の子が、「演劇の女役をやりたい」という、女の子になりたい男の子の話です。

学校生活を通じて、友人や先生、家族との関係のなかで、悩みながら自分の生きかたを考えていく作品です。
性について興味がある思春期には、人間の多様性を学ぶ機会として物語を読んでみることをおすすめします。

中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)

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