元暮らしの手帖編集長で、現在、クックパットで「くらしのきほん」というサイトの編集長をされている松浦弥太郎さんは、もともと中目黒のCOWBOOKを営む店主でありました。海外への仕入れなど積極的で、その時に出会った絵本を復刊したり、日本語で翻訳もされています。
「ぼくのおじいちゃん」は、ポルトガル人作家の作品で、世界11言語で翻訳されています。ほとんど出会う機会がない欧州の絵本を、弥太郎さんの翻訳を通じて、手にすることできます。どこの国にも個性的なおじいちゃんが存在し、孫との温かいやりとりが読者に多幸感を届けます。翻訳絵本のすばらしさを再発見できる作品です。
推薦者:中山英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)