まんがやアニメ、ゲームなどのキャラクターやストーリーを創作することについては、若い人を中心に一定の需要があるらしく様々な本が出ています。本書は、その古典と言えるようなもので、同じ著者の『ストーリーメーカー』とともに2008年に執筆されたものです。その後、電子書籍としても販売されるようになりました。
副題にもあるように、6つの理論をワークショップの形で、具体的な作業や手順とともに表しています。具体を通して、物語というものはこのように構成されるのだということを伝える物語論になっていると思います。
推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)