小学生の男の子がいろいろと体験する失敗を、面白おかしく語った本です。その失敗を「ピンチ」の度合いに応じて数値化して(これを大ピンチレベルと言います)、その数値の低い方から高い方へと並べた絵本です。
「大ピンチ」とは言っていますが、中身は皆が起こしたことのある些細な失敗です。日常はこのような面白いピンチにあふれています。次にどんなピンチが来るのかと、わくわくしながら読みました。
推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)