大人の本棚・こどもの本棚

だんだんおかあさんになっていく

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妊娠から出産を経てお子さんが2歳頃になるまでの著者の気持ちを綴った詩集です。ことばのひとつひとつや淡い色彩のイラストが、子育てにつかれた心にやさしい雨のように降り沁みていきます。
例えばこのような一節があります。

「ゆびとつめ」

こんなに ちいさいゆびに つめが
こんなに ちいさい耳のなかが 鍾乳洞(しょうにゅうどう)のようにうねって
(中略)

まっしろい陶器のような白目は
ひかりをうつし

黒目のなかには
きみに 見とれる
とうさんと かあさん

赤ちゃんの澄み潤んだ瞳を今までどれほどの大人が覗き込み、“見とれた”ことでしょう。
髪を振り乱して、身の回りに気を配るゆとりなんてない日々の、あの頃の最高のごほうびは赤ちゃんが笑うこと、食べること、眠ること、遊ぶこと…。一瞬のごほうびがこんなに輝かしかったのだと、気づかせてくれる1冊です。

推薦者:新潟市立西川図書館 野上 三奈

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妊娠から出産を経てお子さんが2歳頃になるまでの著者の気持ちを綴った詩集です。ことばのひとつひとつや淡い色彩のイラストが、子育てにつかれた心にやさしい雨のように降り沁みていきます。
例えばこのような一節があります。

「ゆびとつめ」

こんなに ちいさいゆびに つめが
こんなに ちいさい耳のなかが 鍾乳洞(しょうにゅうどう)のようにうねって
(中略)

まっしろい陶器のような白目は
ひかりをうつし

黒目のなかには
きみに 見とれる
とうさんと かあさん

赤ちゃんの澄み潤んだ瞳を今までどれほどの大人が覗き込み、“見とれた”ことでしょう。
髪を振り乱して、身の回りに気を配るゆとりなんてない日々の、あの頃の最高のごほうびは赤ちゃんが笑うこと、食べること、眠ること、遊ぶこと…。一瞬のごほうびがこんなに輝かしかったのだと、気づかせてくれる1冊です。

推薦者:新潟市立西川図書館 野上 三奈

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