旭山動物園に勤務し、あらゆる動物達の世話をしながら、その動物たちの絵を描き続けていたあべ弘士さんの絵本です。見開きごとにさまざまな動物を紹介しています。動物のことを知り尽くしている作者ならではの情報が見開きいっぱいに鮮やかに描かれ、大人もこどもも感心したり、笑ったりして楽しみながら読めます。我が子からも「今日はラクダとペリカンとヘビ!」などとページ指定のリクエストがあり、親子一緒に毎日楽しめました。
推薦者:田野辺淳子(絵本の家「ゆきぼうし」副代表。「ゆきぼうし」のある守門村(現魚沼市)で子育てをするため、2001年に新潟市西区から家族で移住。以来、「ゆきぼうし」スタッフの活動を続ける。現在は、高校で書道講師として勤務。)