「コロナで家にばかりいて、ちっとも面白ないよ」という子どもたちがいます。
そんなことではせっかくの時間がもったいないです。
人には想像力というものがあって、どんな場所にも、どんな世界にも飛んでいくことができます。そのお伴にするのはなんでもいいけど、やっぱり本がいいと思います。
夜空を見上げて、遠くにある宇宙に思いをはせてみましょう。何万光年のかなたに広がる衛星や惑星が、一瞬で目の前に広がる感覚を味わいましょう。そして、ぼくたちは人間である前に同じ宇宙の星のひとかけらでもあり、それは星のこどもという一員ということになります。
この絵本は、他にない壮大な世界を読者に示してくれます。
さあ、みんな! 家にいても、空を見上げて想像しよう。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)