本書は写真家・斎藤陽道さんの育児マンガ日記です。
齋藤陽道さんと奥さんは、ともに手話で会話をしています。この夫婦には2人の子どもがいます。彼らの育児は、不自由に思われますが、むしろ、私たちの子育ての何十倍も子どもの言葉や動きや成長に敏感であり、気づいています。
私たちは自由ゆえに大切なものを見過ごしているかもしれません。子どもとの時間のその一瞬一瞬が、かけがえのない大切なものであることを教えてくれています。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(4歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)