書店の児童書売場には、お客様から長く愛される絵本があります。この中で最も販売部数が多い絵本が、「いないいないばあ」です。1967年に発売され、660万部(2018年集計)。おそらくこの絵本は、日本で生まれた赤ちゃんなら、必ずといっていいほど、読み聞かせてもらった絵本といえるでしょう。「いないいないばあ」という言葉は、大人たちからかけてもらう最も代表的なフレーズ。赤ちゃんが最初に出会う永遠のロングセラー「いないいないばあ」は、世代を超えた至宝の1冊と言えましょう。
推薦者:中山英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)