大人の本棚・こどもの本棚

子どものための哲学対話

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10年以上前に書かれ、今なお読み継がれている子ども向けの哲学入門の名著「子どものための対話」(講談社文庫)があります。日本を代表する哲学者・永井均氏が、子どもがいだく素朴な疑問に対する考えかたの本です。

子どもの「どうして」に、例えば「学校にどうしていかなくてはならないのか」「人間はなんのために生きているのか」このような問いに大人は、時に答えに困るときがあります。あやふやに流さずにきちんと対話する大切さを、猫のぺネトレとぼくの対話を通じて、一緒に考えながら学べます。

推薦者:中山英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)

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