人生に悩みはつきませんが、大人に限らず子どもたちも悩んでいます。子どもに一番近い存在である親や先生は相談にのってくれると思いますが、まったく接点がない赤の他人、それも職業が作家である人が答えてくれるという面白い設定の本があります。
作家は基本的に変な人が多いです。ですから、変な回答も多いです。しかし、決して親や先生が言いそうもないアドバイスをしてくれています。自分の悩みをいろんな大人たちから、いろんなアドバイスをもらえることが、この本の醍醐味だと思います。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(4歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)