読売新聞の人気コーナー「こどもの詩」がこのたび、令和ベストセレクションとして１冊になり刊行されました。令和に入り暗いニュースが続く中で、この名物投稿欄は、こどもたちの表現することへの不器用さと純粋さが入り混ざり、ほっとする楽しみなコーナーでもあります。

まだ多くの言葉を知らないこどもたちが、不景気、コロナ、戦争という大変な時代の中で、どう日常を詩にのせて表現するのか。この時代に正々堂々と立ち向かおうとするこどもの力強さが伝わり、何度も胸を打たれました。

中山 英（萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児（4歳娘）の父。育児と読書の日々を過ごしています。）