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牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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この絵本は、幼い時からどんな逆境にも負けず、興味をもち愛したものを一筋に追いかけ続けた牧野富太郎の伝記絵本です。

富太郎が愛したものは植物です。学びたい気持ちを生涯持ち続け、独学で研究し始めながらも最後には「植物学の父」とまで呼ばれる存在になるのです。
今、図書館や学校などにある植物図鑑の基になるものを作った人です。

地元高知で子どもの頃から夢みた植物図鑑を作るため、いろいろな人に会い、知りたいことを学んでいきます。その前へ前へと進む姿は今の時代でも見習うべきところだと思います。そして94歳で亡くなるまで、彼は研究し図鑑などを作り続けたのです。

偉ぶることなく、知った知識で植物を愛する人を増やし続けた学者の生涯を読んでみてほしいです。

推薦者:朝日仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)

絵本でSDGs推進協会 https://ehonsdgs.amebaownd.com/

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