大人の本棚・こどもの本棚

都会のトム&ソーヤ(1)

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普通の中学生なのになぜかサバイバル術に長けている内人と、同級生で財閥グループの御曹司の創也によって繰り広げられる、謎の天才ゲームクリエーター栗井栄太との闘い・冒険を、軽やかな文体で紡いだ大人気シリーズの1冊目です。

創也はゲームクリエーターになりたいと考えており、そのために二人は、栗井に接触しようと試みます。舞台は、創也が砦として使っている古いビルから、下水道、テレビ局まで、多様に移り変わります。

二人がピンチに陥るたびに、その場からの脱出のアイディアを授けてくれるのは、内人が思い出すおばあちゃんの知恵であるところが、とても微笑ましいです。エンターテインメント性に優れた作品であると言えるでしょう。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)

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