大人の本棚・こどもの本棚

なぜ僕らは働くのか

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「なぜ働くのか?」

この問いのヒントがたくさん載っている本です。4月から新生活を迎える人や、進級し将来を考える子どもたちに読んでみてほしいです。

生きていくためにはお金は必要です。そのお金を稼ぐためだけの術としての仕事なのか、好きなことをして収入よりもやりがいを重んじる仕事なのか…。

寿命が延び、働ける時間が長くなってきている今「労働」にはいろいろな問題も生じています。例えば、人が行なってきたことを、人工知能が搭載された機械で行うようになり、その仕事が奪われてしまうことや、本業・副業と、同時期に何種類かの仕事に就く人が増えそうなことなど。

考え出したらきりが無く、不安も募ります。

しかし「人生100年」と言われる現代、自分の気持ちや考えで、いくらでも変えることができる世の中へと変化しつつあるのです。

そんな気づきをもたらしてくれた本でした。

もう少しマスク生活が続きそうなので、是非家族で読んでみて欲しいです。

推薦者:朝日 仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)

絵本でSDGs推進協会 https://ehonsdgs.amebaownd.com/

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