虫が苦手な方は見ないでください!
全編に渡りたくさんの「ぬけがら」が登場します。
ぬけがらと聞くと、すぐに思いつくのはセミです。
しかし、それだけではないのです。
セミはもちろん、卵やさなぎ・カマキリや水生昆虫のタガメまで
すべて絵で紹介しています。ほとんど抜け殻の絵と言っても
過言ではありません。
〈きらわれ者〉と記された章では、あの黒光りする嫌なやつやクモや長くてニョロニョロと這うものまで
描かれています。どれもとてもきれいに、尚且つよく見ているとなんだかかわいく見えてくるから
とても不思議です。
セミなどは実際に拾ってきたものから、何という名前か判断が出来ると思います。
さぁ、〈ぬいだのは、だれ?〉と思いながら抜け殻採集などしてみては
いかがでしょうか?
著者の盛口満さんは他にもたくさん本を出版されています。
こちらの本を気に入った方は「ゲッチョ先生」シリーズで他の本も探してみて欲しいです。
どの本も図鑑とは違う面白さがあるのでオススメです。
推薦者:朝日 仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)
絵本でSDGs推進協会 https://ehonsdgs.amebaownd.com/