おじいちゃんは甘いものが大変好きなようで,あんこやバターをたっぷり塗ったパンや,マシュマロをいっぱいのせたパンを食べます。
パンを食べるおじいちゃんを見ていた男の子に,おじいちゃんは「しょうがねえな」と言ってパンをわけてあげます。そのやりとりは男の子が大人になるまで続いているようで…。
本当は甘いパンより総菜パンの方が好きだったという男の子。それよりもおじいちゃんが甘いパンを食べる姿の方がもっと好きだったという告白にほっこりします。
おじいちゃんと孫の関係はとても微笑ましく,孫の成長とともに描かれたパンの絵とレシピを見ると,思わず自分も作りたくなります。
推薦者:ほんぽーと新潟市立中央図書館 サービス1グループ 司書