表紙は切り餅が焼くて プクッと膨らんだ様子…。
餅つきの場面が出てくる絵本は今までもあったかと思いますが、こちらは網の上で四角や丸い切り餅が焼ける様子が描かれています。
誰が出てくるわけでなく お餅が主役 の絵本です。
今にも香ばしいにおいや焼ける音がしてきそうです。
“パチパチ” “バリバリ”
みなさんなら どんな音 を思い浮かべますか?
そして 「もう いい?」「まだじゃない?」と
においや音から広がる会話は、優しくあたたかい思い出となることでしょう。
木版画多色刷りで描かれた本物そっくりなおもちを是非この年末年始 みんなで楽しんでほしいです。
きっと 米どころ新潟ならではの おもちの思い出になることと思います。
推薦者:朝日 仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)
絵本でSDGs推進協会 https://ehonsdgs.amebaownd.com/