大人の本棚・こどもの本棚

りんごだんだん

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甘くておいしい“りんご”。少し酸味があってシャキシャキした“りんご”。

りんごは保存方法の工夫により、一年を通して美味しく食べることができる果物です。

 

この絵本は、赤くて美味しそうなりんごを食べずにそのまま置いていたらどうなるのか、その変化を346日観察し続けた写真絵本です。

 

いつもの見慣れたりんごが、だんだんと変化し、想像を超えた姿になって びっくり!

各ページには好奇心を刺激する写真と、「りんご つるつる」「りんご ぱんぱん」「りんご とうとう」など、短くわかりやすい言葉が書かれています。自然が生みだした「食べもの」が一年を経て、自然「土」に還るという摂理をも感じます。

ありのままの世界を切り取った写真で綴られていて、ページをめくると新しい発見や体験につながる、写真絵本の魅力がつまった1冊です。

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。こども図書室担当。2女1男の母。)

さて、新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。

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