本書の序文に、クリスマスを信じる子供の話が出てます。この序文だけでも一読する価値があります。
この時期、特にサンタクロースからのプレゼントを指折り数えて待ちわびる子供をもつ大人にとって、子供を本の世界にさそいこみ、本の楽しさを伝えるヒントがたくさん書かれています。
私も本書を読んで、本への愛と子への愛がつながるとき、世界が広がっていくような喜びを味えると、心から思いようになりました。これからも読み返したい大事な1冊です。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(3歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)