お風呂の入り方をちゃんと学んだことありますか?
最近よく聞く「お風呂キャンセル界隈」という言葉。シャワーやお風呂に入るのが面倒になり、やめてしまう人たちのことをさすSNSから誕生した言葉のようです。
世界中には毎日お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりしない人も多くいますが、日本は文化風土として「毎日お風呂が当たり前」的な感覚で、入らないことが悪いことのように思わることもあるようで・・・。
私たち日本人は、何でお風呂に入るのか?
湯船に浸かるとどんなことが私たちに起こるのか?
この謎を教えてくれる本ができました。全3巻で1巻目は自宅での入浴方法を中心に解説しています。
人型ロボットゆーとと一緒に日本に昔から伝わるお風呂に関することから、入浴で起こる体の変化を医学的に教えてもらうことができます。
「お風呂に入ると何でおしっこに行きたくなるの?」 この質問にもちゃんと答えられるようになりますよ。
この本を読んだらみんな、今すぐにでも湯船に飛び込みたくなるような内容です。(掛け湯しないで湯船に飛び込むのは危険とこの本には書いてあるので実際にはしないでくださいね)。
我が子がお風呂に入りたがらなくて困っている人や風呂キャン界隈の人もこの本を読めば、楽しい入浴タイムになること間違いなし!です。
外が暑いからシャワーで済ませてしまいがちですが、ぜひこの本でお風呂について正しく学び、体も心も健康になって欲しいです。
①おうちでおふろのキホン ②おんせん・せんとうのマナー ③もっと!おふろのヒミツ の全3巻。
全ての漢字にふりがながふってあります。海外の方々に日本の風呂文化を紹介するにも良い本だと思います。
推薦者:朝日仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)