NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が気象予報士に関する物語で話題になっています。また連日、豪雨や地震など異常気象が続いているせいもあり、天気や気象に関する興味が増しています。それに伴って、現在、子ども向けに気象に関する図鑑や絵本が多く刊行されています。
本書は、NHKの天気コーナーでお馴染みの斉田さんが監修した「天気のずかん」になります。子供が疑問を持つ気象現象を、例えば、虹や雪、雨の発生原因や台風などの異常気象まで、わかりやすく解説しています。
空を見上げて、その雲の様子や流れなどを読むことができることは、この異常気象が頻発するご時世、生きる術として必須の知識なのかもしれません。楽しみながら学べると思います。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(3歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)