なにげなく言ったことばが、人を傷つけたことはありませんか?
この絵本はちくちくSpiky(スパイキー)とふわふわFluffy(フラッフィー)というキャラクターで幼児でも分かるように、自分の発したことばの重みを教えてくれます。
<もしも しっぱいしちゃったときはね 「ごめんね」っていってみて きっと だいじょうぶ>
こちらはこの絵本の中にある一文です。
多くの人が何でもうまくできるわけではありません。失敗や間違えをおかす人もいます。
悪気が無くても失敗してしまうこともあります。
そんな時「大丈夫だよ」と言われたことで、安心してまたやり直しことができると思います。
周りの人が優しい気持ちで接してあげれば、その気持ちはどんどん広がって行くことを、この絵本は描いています。
「ありがとう」「たのしいね」などの言葉をたくさん使ってふわふわFluffyを増やしていくと、みんなが幸せになれるとわかる絵本です。
大人は忙しく、つい忘れがちな感謝の気持ちを声に出すことですが、ぜひ、今日から自分や周りの人々が幸せになるためにどんどん使ってみてくださいね。
推薦者:朝日 仁美(絵本でSDGs推進協会 代表理事 JPIC読書アドバイザー/絵本専門士 長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSDGsを普及する会を立ち上げ活動中。)
絵本でSDGs推進協会 https://ehonsdgs.amebaownd.com/