雑誌「東京人」3月号で『惚れた絵本』という特集が組まれました。「東京人」という硬派な雑誌では非常に珍しい特集です。読んでみて納得しましたが、絵本専門雑誌である「MOE」の読者が女性であるように、「東京人」は年齢層の高めのおじさんです。特集のタイトルを『おじさんと絵本』と言い換えてもいいと思うほど、内容も「大人の男がハマるフランス絵本」や、荒井良二と及川賢治対談や宇野亜喜良、たむらしげるなどおじさん絵本作家が登場しています。でもそんな読者のおじさんたちは若いころに読んだはずであり、大きく外れているとは思いません。むしろ新鮮でした。
推薦者:中山英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)