糸井重里さんのことばをモチーフに、ながしまひろみさんが描くゆきちゃんとおかあさんの物語。このたった数コマの漫画にどれだけのものが詰まっているのでしょうか。嬉しかったり、切なかったり、楽しかったり、寂しかったり・・・。あなたの中にもきっとある「ゆきちゃん」なところと、「おかあさん」なところを、やさしくふんわりと丸ごと抱きしめてくれるような一冊です。

推薦者：山田宏孝（知遊堂亀貝店勤務。主に文芸書・文庫・人文書を担当。5歳の娘の父。自分が読む本のほか、娘が読みたい本・娘に読んであげたい本・娘と一緒に読みたい本も加わって、大変なことになっている今日この頃。）