ふとしたことから お互いの姿がそっくりなことに気づいた　雪だるまと鏡餅。
ふたりは「仲良くなりたい、一緒に遊びたい」と思い願っていました。

そんな時　おじいさんのちょっとした思いつきから 雪だるまの頭上にみかんをのせると…

な、な、なんと！！

雪だるまが歩くことが出来るようになり、鏡餅のいる部屋の中に…。
雪だるまは　あたたかい部屋　の中でどうなってしまうのか？！

ふたりの夢が叶った喜びを感じると共に、雪だるまの行く末がとても気になりドキドキする絵本です。
おじいさんが作中でよむ　5・7・5の言葉あそび　も印象的。

このお正月はおうちで過ごす時間が多いと思うので　是非 こちらの絵本を楽しんだあと、身の回りのものを見て、感じて、言葉あそびにもチャレンジしてみてください。

今年はこの絵本で　読み始めなどはいかがでしょうか？

推薦者：朝日 仁美（絵本でＳＤＧｓ推進協会 代表理事　ＪＰＩＣ読書アドバイザー/絵本専門士　長年地域で乳幼児親子を対象におはなし会を主宰。現在は学校司書をしながら、絵本でSＤＧｓを普及する会を立ち上げ活動中。）

絵本でＳＤＧｓ推進協会　https://ehonsdgs.amebaownd.com/