NPO法人子ども未来研究所の理事長柴崎かずたかさんは、30年続く子どもの自立のための野外体験学習『グロースセミナー』(キャンプ)を行なっています。
募集するとすぐに満席になってしまうほどの大人気キャンプであり、子どもが自ら考え、問題を解決していくというプロセスがあります。
本書では、たった5日間のキャンプによって、たくましくなっていく子どもたちの様子が描かれています。私のように、子どもが公園にある一番高いスベリ台を滑っただけで「勇気」が養えたと思う「インドア型」親とはわけが違います。
キャンプブームといわれていますが、このキャップには、子どもの生きる力を育む要素がたくさんもり込まれており、わが子を1度はこのキャンプに参加させたいと思うことでしょう。
中山 英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児(3歳娘)の父。育児と読書の日々を過ごしています。)