大人の本棚・こどもの本棚

ぞうのババール こどものころのおはなし

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ぞうのババールが、かあさんにおんぶして散歩していると、狩人が鉄砲でかあさんを討ってしまいます。ババールは泣きながら逃げて逃げて、人間の街へたどりつきました。出会ったのは、ぞうの気持ちならなんでも分かる大金持ちのおばあさん!ババールに財布をくれて、いっしょに暮らします。

デパートでしゃれたスーツを買い、ごちそうを食べ、大きなバスタブのお風呂に入って、ベッドで眠るすてきな毎日。車も買ってもらって、個人教授に勉強を教えてもらいますが…。

フランスを代表する10巻シリーズの絵本で、日本でも50年近く愛されています。やわらかな色合いとユーモアただよう絵は、今も古びません。

2、3年生に読んでやると、ババールの運命に一喜一憂しながらひきこまれ、全巻読み通す子もいます。
ババールが結婚して王さまになり、ぞうの国を作って子どもが生まれ…、そんな人生の展開を見せてくれる物語。ババールの国は、事件が起こっても何とか解決して、家族や仲間とたのしく平和に暮らせる理想郷のようです。
ぜひ、お子さんに読んであげてください。

田村 梓(新潟市の小学校司書。子どもたちと一緒に本や昔話を楽しんで、30年になりました。)

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