10月18日(日)BSN本社で「ふるさとの誇り新潟の技体験ワークショップ」が開催され、延べ68名の子どもたちが「ふるさとのスゴ技」に挑みました。
阿賀野市「安田瓦」
本物と同じ粘土を使ってミニ鬼瓦作りを体験。精巧な鬼瓦の型に粘土を押し付けて、型が綺麗に外れたときは歓声が上がりました。そこから思い思いに、目やひげをへらで作りオリジナル鬼瓦を完成させました。
村上市「村上木彫堆朱」
密を避けるため、職人の彫刻刀の遣い方をモニターに映し出して説明しました。木が固く、はじめは悪戦苦闘していましたが、徐々にコツをつかんでいきます。
希望者にはオプションで堆朱を施した箸が自宅に届けられます。これも楽しみですね。
燕市「鎚起銅器」
一枚の銅板に釘を使って図柄を打ち付け、周囲を槌で打ち、立ち上げて成形し、薬液につけて色付け。ロウ引きして完成となりました。このコースは中学生も参加しました。一枚の銅の板が七変化していく様に感動した親子がたくさんいました。
完成した作品を愛おしそうに抱え「家宝にする!」と教えてくれた男の子。
作品に自分らしさを加え、「世界に一つだけ!」とにっこりした女の子。
「職人さんの仲間になりたい!」と言った男の子。
指導者の職人のみなさんも、とてもうれしそうでした。
新型コロナウィルスの影響で、検温、消毒を徹底しての実施となりましたが、子どもたちにとって、ふるさと新潟への誇りにつながる体験になったと思います。
次回はぜひ、みなさんも参加してみてくださいね。