7月23日(土)新潟市こども創造センターで「本の世界へ2022絵本をつなぐみなさんへ」が開催されました。
イラストレーター、アートディレクター 上越市のご出身 大塚いちおさんには、絵本を作るうえで大切にしていることなどを伺いました。絵本を通して、その人の人生の「はじめて」に関われる喜びを語ってくださいました。
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そう、大塚いちおさんはBSNの新キャラクターのデザインを手掛けてくれた方。
この日、新キャラくんと初対面。そして、新キャラくんが皆さんの前でお披露目されたのも初めてでした。
パンダみたいな6歳の男の子。お耳は太陽と雲。半分隠れていて…「新潟のお天気はとても変わりやすく、ハッキリしないことも多い。冬はグレーの空の日も多い。でも、雪はおいしい水になり、自慢のお米を育んでくれる…すべてのことをプラスに!」という思いなども、この新キャラくんには込められているそうです。
大塚さんの眼差しはとてもやさしく、キャラクターにも、絵本にもたっぷりの愛情が注がれています。
「絵本をつなぐみなさんへ」と題して行われた今回のフォーラム。オンラインを含め、絵本が大好きな皆さんがたくさん参加してくださいました。
パネルディスカッションでは
新潟県立図書館 副館長の有本教子さん「図書館のレファレンスサービスをたくさん活用してください。」「コロナ禍の読み聞かせ活動について」など具体的なお話をたくさん頂きました。絵本にまつわる県立図書館の歴史にも触れて頂きました。
新潟市の萬松堂店長の中山英さん「書物の歴史の中で、図書館で借りることができ、本屋さんで購入して借りることができる現代の皆さんはとても幸せ。」と。お嬢さんを本好きにする「作戦」をいろいろ立てていらっしゃるそうです。
絵本の家「ゆきぼうし」の代表大平光代さんは、 魚沼市旧守門村の素敵な絵本の家「ゆきぼうし」をご紹介くださいました。「読み聞かせだけでなく、子どもと同じ本を読んでみる。原画展に一緒に出掛けてみる。など、ずっと続く本を通した親子のかかわり方について、アドバイスを頂きました。
司会の水島知子アナウンサーは絵本専門士の資格を取得。これからますます、絵本の世界の魅力を多くの方に伝えていきます。
ご来場の皆様、オンラインでご参加の皆様、どうもありがとうございました。
今回は、新型コロナウイルスの関係で、ご来場を断念された方もいらっしゃいましたが、今後もこうしたイベントを行っていきます。ぜひ、みなさんもご参加ください。